競艇でも八百長はある?競艇で実際にあった八百長事例を徹底解説!

競艇でも過去に八百長事件が発覚したことがあります。人気が高まっている競艇ですが、八百長事件について気になる方は多いでしょう。競艇の八百長について徹底解説しますので、参考にしてみてください。

競艇の八百長といえば、西川昌希と親族による八百長事件が有名

 

競艇の八百長といえば、西川昌希と親族による八百長事件が有名です。

西川昌希と親族による八百長事件といえば、競艇選手がレースの順位を不正に操作し、その見返りとして賄賂を受け取ったという事件です。賄賂の受け渡しは、3000万円以上といわれています。八百長事件により、モーターボート競走法違反の容疑で、親族の増川遵容疑者と元競艇選手の西川昌希容疑者が逮捕されました。
増川遵容疑者と西川昌希容疑者は、18レースで、順位を不正に操作し、増川容疑者が3連勝単式舟券を的中させました。3000万以上の賄賂を、西川容疑者に渡したとされています。
この八百長事件は、大きな金銭が絡む悪質なものでした。西川昌希は、若手のレーサーのトップで、A1級として活躍を期待されていましたが、2019年9月に突然引退しました。引退の原因は、八百長事件だったのです。

八百長の手口を見てみよう

大きな金額が絡む八百長事件ですが、どのような手口か気になる方もいるでしょう。八百長の手口は、西川氏がレースの順位を意図的に落とすというものでした。順位が落ちることを、あらかじめ増川氏がスマートフォンなどで把握し、増川氏は西川氏を外して大金をかけるというものです。レースは、西川氏が人気を集めるものだったので、かなり稼げる確率が高いのです。
競艇では、選手はスマートフォンを主催者に預けるというルールがあります。スマートフォンを預けるのは、不正防止のためでした。しかし、こっそりスマートフォンを持ち混んだというのも、悪質でしょう。
八百長は一度ではなく、3年間程度継続して行われていたとのことです。西川氏の賞金は、10年間で1億7500万円ほどの大金となっており、非常に稼いでいます。八百長をする理由がわからないという方もいるでしょう。

八百長疑惑のあったレースをチェックしよう

 

八百長疑惑があったレースは、ボートレースびわこ7R です。ボートレースびわこ7R が行われたのは、2019年7月2日です。
このレースでは、競艇中のトラブルが生じ、八百長が破綻する可能性がありました。西川氏は八百長の破綻を防ぐため、かなり速度をおとし、後続の艇を先に行かせるという行動に出たのです。最終的に、西川氏は4着となりました。
八百長が常習化していた時期は、賭ける金額も高くなっていました。八百長疑惑のあったボートレースびわこ7Rでは、西川氏が3着に入った場合、かなりの赤字になることになります。それを恐れたことが、極端に速度を落とすという行動につながったのです。
競艇では、1着のゴール後、30秒以内にゴールしなければ失格というルールがあるので、西川氏を抜き、3着に入る選手も戸惑ったでしょう。というのも、危険防止のために、事故艇が出た場合は抜かすことはできないというルールがあるのです。万一追い抜くことができない場所で抜いた場合、ペナルティが課せられることがあります。

八百長はどのような背景で発覚した?

ボートレースびわこ7Rにて、八百長が発覚しましたが、どのような背景で発覚したか気になる方もいるでしょう。
西川氏がスマートフォンで隠語を使用し、着順を伝えていましたが、そのメッセージを消去していなかったことが証拠となり、八百長が発覚しました。
スマートフォンのメッセージを消去しないという油断は、八百長の常習化を示しています。また、禁止されていたスマートフォンを持ち込めたという検査体制も問題視されています。

西川氏が八百長を持ちかけた疑惑あり

西川氏が八百長を持ちかけたという疑惑があります。というのも、西川氏は全国で開催された複数のレースにてわざと順位を下げたのです。合計で、3700万円分を受け取ったとされています。
初公判では、起訴内容を認めています。西川氏は、競馬などのギャンブルで大きな損失が出ており、それにより八百長を持ちかけたのではないかと考えられています。

競艇で八百長があると競艇のイメージダウンの可能性

競艇は、様々な取り組みでイメージアップを行っています。具体的には、競艇のCMに渡辺直美さんが登場したり、人気俳優である田中圭さんがイメージキャラクターになったりしています。そのような活動は効果があり、競艇は次第に盛んになってきています。
しかし、競艇で八百長があると、競艇のイメージが大きく下がってしまいます。「競艇では八百長がある」というイメージがうえつくと、せっかくのイメージアップが台無しになるのです。

八百長の実態をチェックしよう

競艇は、どうしても八百長疑惑が生じてしまいます。一部の競艇情報サイトでは、競艇に八百長はつきものであることを、断言しています。ただし、競艇では、頻繁に八百長があるわけではありません。
というのも、他国と比較し、日本市場での競艇は、選手の待遇が比較的良いのです。そのため、あえて八百長をするメリットはほとんどないでしょう。

八百長に加担するよりも堂々と成果を出す方が得策

八百長に加担する場合、選手はわざと順位を落とします。八百長に加担する選手は、比較的実力にある選手なのです。選手は見返りを得ることで、報酬を受け取ります。
実力のある選手は、リスクをおかして八百長に加担するよりも、堂々と成果を出す方が得策です。
万一、八百長に加担してわざと順位を下げた場合は、ランクが下がります。八百長が発覚した場合、競艇業界からの永久追放となります。

競艇選手の平均年収は高い

競艇選手の平均年収は1600万円です。最下級の選手でも年収500万円となっています。上級の選手であれば、年収が1800万円を超えるケースもあります。競艇では、事故などのトラブルが生じない限り、現役を長期間続行できます。
八百長では、一気に数百万円を手に入れることができますが、リスクが高いでしょう。

競艇での八百長は成立しにくい

 

競艇での八百長は成立しにくくなっています。理由をご紹介しますので、気になる方はチェックしてみてください。

競艇では1レースあたりの売上が少なめ

競艇ではレースの売上が少なめです。もちろん競艇は売上が高くなっていますが、1レース当たりに換算すると、少ないのです。八百長に加担し、選手に報酬を渡した場合、渡した報酬を回収するためには、非常に大きな金額が必要となります。競艇に大金をつぎ込んだ結果、オッズが変わるという事態になるケースもあります。
そのため、競艇は八百長が成り立ちにくくなっています。

競艇では身内をサポートするプレイをするケースあり

あらかじめ競艇でのプレイでサポートするという約束をするわけではないですが、競艇では、先輩や後輩などをサポートするプレイをするケースがあります。
例えば、先輩の勝利をサポートするために、後続をブロックするなどが例としてあげられます。状況に応じて助けあい、良好な人間関係を築きたいという思いもあるのです。
また、コースによって有利、不利が分かれるので、後輩が有利なインコースを先輩に譲るという事例もあります。
ただし、勝てるレースを相手に譲るというプレイはしません。全力を出していないことがばれると、八百長としてネットで炎上するリスクがあるのです。

 

>>競艇 八百長

>>競艇予想サイト

Leave a comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *