「競艇選手」の仕事を紹介!競艇の将来性や年収についてもチェックしよう!

競艇選手は主にレースの賞金で生計を立てていますが、競艇選手がどのような生活を送っているか気になる方もいますよね。競艇選手の生活や競艇選手になる方法、年収などを総合的に見ると、競艇選手のことをよく知ることができるでしょう。競艇選手について詳しくご紹介しますので、興味のある方はチェックしてみてください。

競艇選手の仕事内容を見てみよう

 

競艇選手は、競艇場でレースを行うというのが仕事です。ボードレースで上位になると、賞金を獲得することができます。ボードレースは、1周が600メートルです。選手は3周して順位を競うことになります。ただし、レースでの不正がないよう、レース開催中、外部と連絡を取り合うことは禁止されています。
また、競艇選手は、体重管理を厳重にしなければならず、普段の生活でも気をつかう必要があります。

競艇選手の1日の仕事内容をチェックしよう

競艇選手は、レースに出場することで賞金を得ますが、普段どのような生活を送っているか気になる方もいるでしょう。競艇選手は、レースを常に見据えた生活をしています。競艇選手は、日によって、1日の過ごし方が大きく違います。

試合が開催される日の1日の流れの例

6時:起床する

7時:朝食をとる

8時:レース場へ出発する(選手用にバスが準備されることが多い)

9時:レース場に到着し、レースの準備をする

レース前には、モーターの調整なども行います。

11時30分:レース開始

12時:昼食をとる

12時30分:レースへの最終調整をする

13時30分:レース開始

14時:モーターなどを次のレースに備えて再度調製する

16時30分:2回目のレース開始

17時:レース終了後の片付けを行い、帰宅する(選手専用のバスで宿舎に帰宅することが多い)

18時:食道で夕食をとる

22時:就寝

競艇選手になるにはどうすればよい?

競艇選手になるためには、専門の学校に通う必要があります。競艇の専門学校への応募資格は以下のようになっています

  • 年齢制限:15歳以上30歳未満であること
  • 視力、聴力に基準あり
  • 身体検査に合格
  • 学科試験、実技試験をクリア

競艇の専門学校を無事卒業すると、日本モーターボート選手会への登録が可能となります。日本モーターボート選手会への登録完了後、勤務先がすぐに決まるわけではありません。なかには、すぐにはうまくいかない選手もいるでしょう。

競艇選手の給料や年収はどのくらい?

競艇選手の平均年収は非常に高額で、2000万円程度と言われています。競艇選手としてうまくいけば、非常に高額な収入を得ることができます。しかし、競艇選手は実力によって、年収が大きく異なります。

ランクが下の選手と上の選手とでは、年収に10倍以上の差があるのです。実力がある選手であれば、レースで勝ち続け、賞金を億単位で得ることができますが、実力がないと、賞金をあまり得られないというケースもあるでしょう。

また、競艇選手の年収は、レースでの賞金のみではありません。給料として日当が支払われています。実力があり、競艇選手として競技を続けているのであれば、競艇選手1本でも、生活には困らないでしょう。

競艇選手の将来性は?

競艇選手は、賞金が非常に高いという魅力がありますが、成績が悪い場合、引退を余儀なくされるケースもあります。
競艇選手は、比較的長期間続けやすいと言われています。
しかし、競艇の人気は、次第に低下しているのが現状です。競艇の人気を上げるようと様々な努力がされています。競艇の人気が高まることで、競艇選手として生き残りやすくなりますし、競技場の整備をすることができるでしょう。
競艇選手は、効率的に稼げる仕事ではありますが、競艇の人気によって、選手の待遇が変わる可能性があります。

競艇選手の現状は?

競艇選手の現状がどのようになっているか気になる方もいるでしょう。競艇は人気が高まっており、競艇の売上は上がっています。
払戻金は、舟券の売り上げの75%、自治体の収益は、売り上げの約7%となっています。その他18%は、従業員の賃金や日本モーターボート競走会への委託金などに当てられます。
競艇の人気は、バブル経済移行に低迷しています。しかし、次第に人気が高まり、復興の兆しが見られています。競艇の売り上げは、バブル全盛期は2兆円以上でした。しかし、2012年には売り上げがバブル全盛期の半分以下となっています。しかし、2018年は1億3727億円の売り上げがあり、回復傾向にあります。
競艇場は、以前あまり整備されておらず、明るいイメージはなかったのですが、現在、工事が進み、改善傾向にあることが人気の高まりにつながっています。さらに、女性選手が活躍していることも人気の背景としてあるでしょう。全盛期ほどではないですが、注目されていることもあり、競艇の将来性はあるといえるでしょう。

競艇選手の賞金額は?

競艇選手の選手生活において、賞金額が非常に重要です。競艇選手の数は、1600名程度いて、大幅な変化はないですが、賞金額が減っています。原因が気になるという方もいるでしょう。

具体的には、G1戦で優勝した場合、以前の賞金金額は4000万円でしたが、現在では3500万円以下です。最もグレードの低い一般戦であっても以前は200万円程度でしたが、現在は100万円程度と下がっています。

賞金額からも、競艇選手の収入は下がっていることが分かるでしょう。

選手の年収の平均は1800万円程度

競艇選手の収入は減っているということが分かりましたが、一般のサラリーマンよりは、競艇選手の年収は高くなっています。実力のある選手は、1億円以上の収入を得ています。

20代の選手であっても、平均年収は600万円程度なので、非常に高額であることが感じられるでしょう。

競艇選手は今後どうなる?

 

競艇選手の今後の動向が気になるという方もいますよね。競艇選手の養成所がありますが、以前は費用が120万円程度かかっていました。しかし、2017年頃から、競艇選手の養成所が無償となっています。そのため、競艇選手を目指す人が気軽に養成所へ入れるようになりました。

しかし、入所試験のハードルは高く、3次試験をクリアするためには、倍率が40倍以上になります。養成所の無償化により、エントリーする人の数が増え、さらに倍率が高まるという可能性もあります。さらに、養成所は無償であるとはいえ、養成所の生活に耐えられなければ、競艇選手になることはできません。

競艇選手の養成所から競艇選手としてのスタートを切る人は、競艇の業界全体を担う人材です。競艇選手の難易度は高いですが、非常にやりがいがあるといえるでしょう。

競艇は今後も続いていく

 

競艇の売り上げが下がっているということをお伝えしましたが、実際に、閉鎖に追い込まれた競艇場はありません。競艇で得られる収益金は非常に大きく、競艇場の管理などが十分できる状況です。また、選手への賞金や協力者への還元もできています。

競艇関連のイベントを主催する自治体としても、競艇の収益は多いので、今後も続いていくでしょう。最近は、田中圭や武田玲奈など人気の俳優を起用し、人気を高めています、積極的な広報活動を行うというのも、競艇業界の役割の1つなのです。

今後、競艇の人気がさらに高まることが予想されます。

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